やんばる今帰仁・茶屋「風ぬ庵」

犬は人につき　猫は家につく　と言う

今、考えるとほんとらしい

去年から店（風ぬ庵）に居ついて生活している　猫のたま・・

朝　早くから「ごは～ん　にゃ～ん」と催促して朝ご飯をたべ

午前中　庭で蝶々を追いかけたり　縁側で寝そべったり　

お昼はお客様に　かわいい♡かわいい♡　されて・・

そして午後の時間　　プイと　どこかへ行ったり　来たり

夕方になると　「ごは～ん　にゃ～ん」と　夕ご飯をたべる。

しばらく私の廻りをウロチョロして古たんすの上で寝る。

これが　たまの1日だと思った・・

しかし　厨房のパートナーが「この猫　よその家の飼い猫じゃないかな？」

と　いったので「まさか！じゃあ　なんで毎日ここに居るばー」

その　まさか！が　どーもほんとらしい

<捨て猫が　迷いこんで来たのでかわいそうなので飼う事になった>

筈・・だった




下半身デブになって　おめでた　らしい。　それも臨月みたい

2，3日後　たまは下半身ちーごーごーして　やってきた。

おなかペッタンコになって！！　も～ぉ！！

きれいに洗ってやって　「　こどもは　どうしたのよ！」

どうやら　こどもは本家で産んできたらしい

本家のこどもの所へ行ったり来たりしてるらしい

なら　ここは　居心地のいい愛人の家みたいなもの？

本家の事もうすうす分かってきたけど

まぁ　いいか　　たまは猫だもの





思いあたる事がある、

私が壷屋から寄宮に引っ越したとき、猫のタオは逃げ出した。　

壷屋のかっての家の近くで浮浪者（猫）のごとくに居たという。
戻っては来なかった、


壷屋に住んでいた昔、突然いなくなった猫のクマが半月後　

傷だらけで帰ってきた。人じゃなくて　家に帰って来たのだ。

人は人の待つ家に帰るのだ

家路が幸せなら人生も幸せだ

さぁ・・